菩提樹(シナノキ・リンデン)はちみつ

はちみつ

菩提樹というと、お釈迦様がその下で悟りを開いた大木を連想しがちですが、それとは全く別の植物で、和名は「シナノキ」といいます。
 海外でシナノキは「リンデン」と呼ばれ、リラックス効果のあるハーブとしてアロマテラピーやハーブティに広く利用されています。

 菩提樹はちみつは、トチはちみつと共に、山のハチミツの代表です。
 ドイツ、ロシア、オランダ、スイスなどヨーロッパの人々に好まれています。ドイツではこのリンデンはちみつが最高級のはちみつとされますし、ロシアでは風邪や咳、不眠のに効くはちみつとされ、育ち盛りの子供にお母さんがよく食べさせています。

 色はやや強めの黄色です。
 ハーブ特有の強い香りがあり、口に入れてもその花のような香りが持続します。
 香りが強いため、人によって好き嫌いが分かれる個性的なハチミツです。

 独特の風味があるので、そのまま食べるのでなく、加工して食べるのに向いています。
 マドレーヌなどデザートの材料として、ハッカ風味の冷たいドリンクやミントティーに入れるのがおすすめです。

菩提樹(シナノキ・リンデン)はちみつのデータ

合う料理ドレッシングの隠し味。ミントティ。チョコレートを使ったお菓子に。
癖、味やわらかな甘味、清涼感のある後味。個性的な風味。
香り、色ハーブ特有の強い香り。強めの黄色。